Q 教員自身、十分な知識がない中、新型コロナや感染症についてどのように教えればよいのでしょうか。教材などがあれば知りたいです。

Q 教員自身、十分な知識がない中、新型コロナや感染症についてどのように教えればよいのでしょうか。教材などがあれば知りたいです。

Q

教員自身、十分な知識がない中、新型コロナや感染症についてどのように教えればよいのでしょうか。教材などがあれば知りたいです。

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 学校現場でよく使われている教材に、藤田医科大学感染症科の「コロナウイルスってなんだろう?」、日本赤十字社の「三つの感染症」、岡山大学の「新型コロナウイルスについていっしょに考えよう」などがあります。兵庫県では、これらの資料をベースにした上で、発症前2,3日前から感染力があること、マスクの効果、日本ではまだ子どもの死者が出ていないことなど、最新の情報も盛り込んで授業で展開しています。

 また、ある地域では、教員が高校の生物教科書の執筆者と協力してコロナウイルスに関するQ&A冊子を作成し、PDFを拡散した例もあります。「ウイルスって何?」、「なぜコロナウイルスって呼ばれてるの?」、「どうやったらコロナウイルスから身を守れるの?」など、子どもたちから実際に出てきた疑問を元に、教員向けにまとめたものです。

このように子どもたちの疑問に対して、適切な情報を提供すれば、正しく恐れるという経験の中で、自ら学び、成長していきます。そうすると、「自分が大人になったら医療従事者になりたい。彼らは今すごく頑張っているから」といった思いが子どもたちから自然に生まれてくるでしょう。小学校低学年から高校生まで、発達段階に応じて、教科横断的、統合的に、アフターコロナ時代には子どもにとってどんな学びが必要なのかという視点を持つことが大切です。

参考

取材・編集

社会応援ネットワーク

取材協力

冨永良喜(兵庫県立大学教授)、島﨑直人(神奈川県教職員組合)