コロナ禍で学校は?子どもたちは? 心のケア専門家、養護教諭らに聞く

2021.2.8
社会応援ネットワーク「こころの健康サポート部」は、コロナ禍における教育現場の課題をふまえ、心のケアの専門家と教育関係者が直接やりとりできる機会づくりをめざし、2021年1月16日、オンラインイベント「感染予防のための学びと子どもの心のケア」をかながわ教職員組合連合と共催しました。

開会に先立ち、当団体代表の高比良美穂が、参加者の教職員に向けて「日々、学校現場の最前線で頑張っていらっしゃるみなさんにとって、本日の分科会がヒントや力になればと願っています」とメッセージを送りました。

基調講演は、災害後の子どもの心理的支援の第一人者で、本サイトの監修者をはじめ、当団体の活動を共に進めてきた兵庫県立大学の冨永良喜教授。阪神・淡路大震災や東日本大震災後の子どもの心理支援の経験や子どものストレスに関する兵庫県の最新調査データなどをもとに、新型コロナ禍における子どもたちの心のケアのあり方として、総合的学習の時間などを柱にした「こころの健康教育」のカリキュラム化を提言しました。

続くパネル討論には、冨永教授に加え、神奈川県伊勢原市の中学校で養護教諭を務める臼井千浪さんと平塚市子ども教育相談センターの神田陽一所長が参加。コロナ禍での子どもたちの様子や学校・教育行政の取り組みについて、現場の実情を交えながら意見交流し、今後の課題や展望を議論しました。

イベントの様子は登壇者の同意を得て以下にて公開しております。ご覧いただき、コロナ禍における教育活動にお役立ていただければ幸いです。



※「かながわ教育フェスティバル2020」第1特別分科会(2021年1月16日開催)から抜粋

YouTubeでご覧になる方はこちらをクリック

※冨永良喜教授の基調講演資料は以下からダウンロードできます。
PDF DOWNLOAD(4.23MB)
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