休校で生活リズムが乱れてきてしまいました。
2020.4.17
- 保護者
休校で学校に行かないので生活リズムが乱れてきてしまいました。どうすれば良いでしょうか。
- 冨永良喜
日課や習慣的な作業がなくなると、体内時計が乱れ、不眠や食欲低下などの心身の症状が出てきます。起床時刻・就寝時刻を決めるなど、できるだけ普段どおりの生活リズムを維持するために、子どもと一緒に一日のスケジュール表を作ってみてください。その際は、まずは子どもが考えている一日のスケジュールを書いてもらうといいでしょう。
小学生高学年くらいからは、1日の過ごし方をイメージトレーニングするのも効果的です。「一日、一週間をこんな風に過ごしたいというイメージはあるかな?」、「もっとも勉強に集中している自分を映画館のスクリーンのようなものに思い浮かべてごらん」、「集中している自分を10としたら、この1週間の自分は何点くらいだった? 点をあげるために、変えたいことを3つリストアップしてごらん」などと問いかけてみてください。「10時には寝て、朝6時半に起きる」「ゲームはタイマーをセットして1時間でやめる」など、子ども自身からリズムを整えるアイデアが出てくると思います。
小学生高学年くらいからは、1日の過ごし方をイメージトレーニングするのも効果的です。「一日、一週間をこんな風に過ごしたいというイメージはあるかな?」、「もっとも勉強に集中している自分を映画館のスクリーンのようなものに思い浮かべてごらん」、「集中している自分を10としたら、この1週間の自分は何点くらいだった? 点をあげるために、変えたいことを3つリストアップしてごらん」などと問いかけてみてください。「10時には寝て、朝6時半に起きる」「ゲームはタイマーをセットして1時間でやめる」など、子ども自身からリズムを整えるアイデアが出てくると思います。
監修者プロフィール
冨永良喜 (とみなが・よしき)
兵庫教育大学名誉教授。博士(心理学)。元日本ストレスマネジメント学会理事長。専門は災害臨床心理学。阪神・淡路大震災、四川大地震、東日本大震災などで被災地の心のサポートに入った経験から、学校において、心の健康授業の普及をめざす。